セミリタイア後の1日の流れを決めておこう
セミリタイアの後の生活を考えると、どうしても断片的なものになってしまいます。
やりたいこと。あいたいひと。行きたいところ。
しかし、ぽつぽつ浮かんで来るだけで、それらの間にある普段の生活はなかなか見えてきません。
つまり、朝、好きな時間に起きて「ああ、今日も会社に行かなくていいんだ」とホッとした後の生活が見えてこないのです。
会社生活をおくる今は、朝食べるものは決まっています。
しょうがのすりおろしを入れたヨーグルト。トースト。
これらはたぶん、毎日自炊することで昨日の夜の残りや、ごはんとみそ汁という組み合わせになるのかもしれません。
歯を磨いて、服を着替えて。
さて、そろそろ時間だし、家を出て、会・・・社にはもういかなくていいんだ。
どこに行きましょうか。
おいしいコーヒーが飲みたくなるかもしれません。でも毎日、スタバに行ったらそれだけで月1万円の出費です。
とりあえずそのあたりを散歩しましょうか。
気の向くまま、心のおもむくまま。
ここが想像力の限界です。
以前、健康のために、夜になってから近所をウォーキングというか、早歩きしていたことがありました。
毎晩40分ぐらい。
コースはどこでもよかったのですが、そのうち、同じ道を歩くようになりました。
夜ということもあったのでしょうが、違う道に逸れると少し不安な気持ちになるし、といって逆回りに歩くと、とても気持ちが悪くなったのを覚えています。
「毎日違うコースで新しい発見」という方に頭が働かないのが現実です。
また、冬、とても寒い朝。
5分たりとも外に出たくありません。
それでも、毎日散歩に行くでしょうか。
会社には出勤しなければならないから、仕方なく寒い道のりを歩いているのです。
会社に行くことがなければ、そのまま家に閉じこもるのでしょうか。
なんだか気持ちが滅入りそうです。
寒くても、近くの美味しいパン屋にでも買いに行きたいところですが、節約生活ではなにかものを買うときは常に財布と相談です。
たぶんある程度、事前にスケジュールを自分でたてて、その通りに半自動的に動いた方がいいのでしょう。
晴れていたら、この60分のロングコース。
雨だったら傘をさして15分のショートコース。
寒くても、いったん外に出て、近くのコンビニまで行って帰ってくる。3日に1日、100円コーヒーだったら予算内。
毎週月曜日は決まった場所で、定点観測的に風景を撮影してくる。
第3土曜日は決まったメンバーで、朝の英語の勉強会をする。
ひとりだけの世界で、その日の気持ちで動いて生活を完結できる人ももちろんいると思いますが、自分には難しそうです。
ある程度、決まったスケジュールで、しかも仕事ではなくても、他の人となんらかの社会的なつながりを持つ予定がところどころに入っていた方が、生活のメリハリがつくのかもしれません。
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