『セミリタイア生活』の始まりは1ヶ月1万円の小商い
「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」で、今から副業を始めるつもりはありません。
会社を離れてから副業を、いや“本業”として始めることになるわけですが、いくら“本業”といってもゼロの地点からいきなりバリバリと稼げるわけではありません。
『セミリタイア生活』では、まず自分がやりたい「コア」となるものがあって、その上でビジネスを展開させていきます。
「コア」といっても、企業の「コアとなる事業領域」「コアとなる商品」という言葉の使い方とは違ったものです。
「コア」は、どのようなかたちでもかまいません。
・自分が好きなもの。たとえば「○○○な音楽を一日中でも聴いていたい」。
・自分がどのような人たちを喜ばせたいか。たとえば「ひとりでも多くの○○○なひとたちの笑顔を見たい」。
・自分がそこにいたいエリア。たとえば「数年間は○○○で生活したい」。
・自分が活かしたい能力。たとえば「自分は○○○をする仕事なら何時間でも何日でも続けられる」。これは「能力」を「資格」におきかえても成り立つコアでしょう。
・自分が誰と一緒にやりたいか。たとえば「数年前の仕事で意気投合した○○○氏と新しい事業をやりたい」。
など、なにでもいいのです。
そしてもうひとつ。やりたくないことをはっきりさせておきます。たとえば「孫請けの仕事は受けない」。
その上で関連する情報を、短期間で大量に収集し、それを元にビジネス化の仮説をたて、さらなる情報をもっていそうな人や協力してくれそうな人へのヒアリングを開始し、コア・ビジネスの準備に入ります。
会社を辞めてから数ヶ月は、コアを絞り、情報を集め、人と話すだけで、終わってしまいそうですが、同時に1日2~3時間を使って「稼ぐ」ことを並行させて行います。
必ずしもコアと直接関係なくてもかまいませんが「どのようなことで、どのぐらい稼げるのか」を実感することで、コア・ビジネスのあるべき姿が見えてくるでしょう。
通常のアルバイトではなく、できれば
・ひとりでできるもの
・人との交渉事や打合せに時間をとられないもの
・コア・ビジネスを展開させるネットと親和性のあるもの
を選びます。
まずは1ヶ月で1万円の収入から。
金額よりも「稼ぐ手段」の開発と見極めのために、小商いを始めるのです。
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