ぬくもりを感じる「地方活性化」
「会社を辞めない『セミリタイア生活』」のコアとしていきたい「地方活性化」活動。
今夜のNHKのにっぽん紀行「大分 中津江村 ぬくもりに つつまれて」では、高齢化が進む山村で、地域のNPOが村のお年寄りにほんの少しの生活の手助けをする様子が描かれていました。
このNPOの活動も確かにひとつの「地方活性化」です。
番組を見て、自分は静かな感動を覚えました。同じように感銘を受けて、他の地方でも実際に行動にうつす人たちもいるでしょう。そんなところから「地方活性化」の輪が広がっていくのかもしれません。
『セミリタイア生活』の視点から「地域活性化」を考える。
「サラリーマン生活」 の視点では、あらゆる活動が「会社をどうももうけさせるか」、「自分の給料をどうやって稼ぐのか」と慌しく始まります。その考え方の軸を外した『セミリタイア生活』の場合は「地域活性化」といっても「そこに住む人たちに、自分は何ができるのだろうか」という当たり前の問いから始まります。
人が人にできること。それは「背中をさすってあげる」ことです。言葉通りの意味もありますが、人に寄りそい、困っていることに手をさしのべることすべてに通じます。
話を聞くだけでもいい。ちょっとしたことを手助けするだけでもいい。(番組では、地元の言葉で「ちょっとしたお手伝い」のことを“チョイてご”と紹介していました。温かい言葉です。)
どんなに大仰に「地域活性化」と構えていても、それがとなりにいる人の「背中をさすってあげる」ようなやり方でなければ、気持ちが通じない。疲れた人も元気になりません。
ささえられる人が、ささえる人の手のひらのぬくもりを確かに感じる。これが『セミリタイア生活』における「地方活性化」活動のもとになる働きかけ方です。
もうひとつの働きかけ方は「好奇心を満たしてあげること」です。
続きます。
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