会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

『セミリタイア生活』でまさかの「政治家」デビュー

 

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『セミリタイア生活』における自分の行動のコアは「地方活性化」にしようと考えています。

 

 

「地方創生人材支援制度」というものがあります。

ざっくり書くと「企業や大学から応募した民間人が、市町村に派遣され、副市町村長として地域活性化の仕事をする」ものです。

 

 

直接的といえば、これほど直接的に「地方活性化」にたずさわれる機会はありません。

この制度のポイントは、国の政策としての「市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実施のために、国の機関の「内閣府地方創生推進室」から各市町村に派遣される、という仕組みになっているところです。

市町村が直接、募集するわけではありません。派遣を希望する市町村は、内閣府に申し出ます。

自分の生まれ育った場所とは離れた都会でサラリーマン生活をおくっていた人が、Uターンし家業を引き継ぐ一方で「地方活性化」にたずさわる、というかたちとは対極にあります。

 

 

「地方創生人材支援制度」について、これは「政治家」になりたい人が応募する制度だなと感じました。

 

 

本来、選挙によって市町村議員となって、その中で実績をつくって副市町村長になる道があるとして、今回の制度だとショートカットでそのポジションにいきなりなれるわけです。しかも派遣前の研修で、安倍総理大臣からの激励の言葉を直接かけられて。

市町村もその派遣される人材に、当然、国とのコネクションを期待するでしょう。

 

 

制度自体は興味深いものですし、「地方活性化」にむけてはさまざまな人材がそれぞれの思いをもって参加することで、多様性が確保されます。

しかし「サラリーマンを辞めて政治家になりたい」という選択肢は「自由気ままに『セミリタイア生活』をおくりたい」中ではあり得ません。

その一方、「地方活性化」を本当にやりたいのであれば「政治」や「政治力」と無関係ではいられないのだろう、と考えるきっかけになりました。

 

 

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