会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」における理想の上司と部下の関係とは

 

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「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」をおくることで、気になるのは部下や後輩たちの存在ではないでしょうか。

彼ら、彼女らの大多数よりも早く、今いる職場を離れることになります。

 

 

これから先は仕事上の表面的な関係だけ、と割り切るしかないのかもしれません。

どんなに言い訳をしても、もう自分のコアと会社生活は離れてしまっているのですから、他の社員との関係が希薄になるのは仕方がないことです。

 

 

仕事に対する基本的なスタンスは、相手が部下でも変えません。

口数は少なく、ゆっくりと明確に話します。業務の内容については客観的な見方をとり、自分からは強く主張しません。就業時間を過ぎると、早く姿を消してしまいます。

 

 

「近い将来、自分は会社を離れるのだから」と、持っている知見を引き継ぎたいところですが、その考えは丸ごと捨てさった方がいいと考えます。“知見”と自分が考えていることが、他人にとって“知見”とは限りません。

 

 

常日頃、気をつけているのは「からまない」ことです。

部下の気になる発言があってもスルーです。「仕事のすすめかたがマズいな」と思っても、まず注意はしません。実際に問題が起きてから対処します。そのときにも責任は問いません。むこうが言いたいことがあれば聞きますが、まずなにも言ってきません。

 

 

ごくたまに、相性のいい後輩と出会うことはあります。物事に対して「自分と“同じ言葉”で話しているな」と感じる後輩は貴重です。少しずつ様子を見ながら、深いところまで意見を交換することもありますが、そんな人間は数年にひとりがいいところではないでしょうか。

 

 

「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」も最後には会社を去る日がきます。

そのときに食事でも誘ってくれる物好きな部下がひとりでもいてくれれば、十分です。

そこで今までのお礼を言うときに、こちらの方が思わず感極まったりして、「この人は自分で辞めることを決めたくせに勝手に感動して、やっぱり変な人だ」と思われる。

それが自分にとっての理想の上司と部下の関係です。

 

 

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