「シニア海外ボランティア」という『セミリタイア生活』
「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」をおくっていますが、会社を離れても「働く『セミリタイア生活』」をおくろうと考えています。
自分がやりたいことをテーマに、なんらかのかたちで「起業」したり「社会貢献」したりすることが理想です。
また『セミリタイア生活』のイメージのひとつとして「海外に暮らしたい」という希望もあります。
アラフィフの人間が、日本のサラリーマン生活から離れ、海外に暮らしながら地球的な社会貢献ができる「仕事」があります。
それが「シニア海外ボランティア」です。
2年間、日本を離れ活動することとなりますが、行き先は、中南米やアフリカの国々が多いようです。
もちろんアジアの国々もあります。ブータンで「学校の建物の耐震強度を評価し、補強のための助言を行う」という仕事などは興味深いものです。
参加資格としては、対象となる分野での専門的な知識、5~15年以上の実務経験、それに加えて、国によって英語やスペイン語の能力も求められます。
しかし、これだけの能力と「世界にむけて社会貢献したい」という強い信念がある人は、日本の社会において稀有な人材ではないでしょうか。
「ボランティアというかたちでなく、いくらでも商社や建設会社に働き口がありそうだし給料と赴任手当をもらって働けばいいのに」と考えてしまうのは、まだ自分が「サラリーマン」としてのものの見方をしてしまうからなのでしょう。
インフラが整っていない開発途上国での暮らしは、かなりハードなものだと考えられます。
自分が「シニア海外ボランティア」として志願するのは難しい、と思う一番の理由はここです。仕事にやりがいがあっても、日常の生活にストレスを感じるのは避けたいものです。
日本での「ゆるく働く『セミリタイア生活』」とは全く違うものではありますが、これも『セミリタイア生活』のひとつのかたちかもしれません。
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