会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

『セミリタイア生活』での仕事は全力でのフルタイムワーク

 

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アラフィフで会社を辞め、サラリーマン生活を離れ『セミリタイア生活』に入ったとします。

 

 

手元には、生活を切りつめれば一生暮らしていけそうな資金があります。ただこの先収入がゼロだと、インフレや予想外の出費があることを考えると不安です。なんらかの仕事をする場合には、どのように働くのがいいでしょうか。

 

 

全力でフルタイムワークに取り組むのがベストです。収入を得ようとする以上、中途半端はうまくいく確率が最も低いと考えます。

 

 

「フルリタイア」だったらボランティア、「セミリタイア」ならフルタイムワークです。少しでも経済的に不安があるのなら、フルタイムで働いた方があとあと後悔が少なくなるでしょう。

 

 

独立するのであれば、最初の半年は寝ても覚めても、仕事のことだけ考えて、24時間働きます。

 

 

会社時代の人脈からの誘いがあれば、転職も考えます。「せっかくサラリーマン生活を離れたのに、また別の会社でフルタイムで働くなんて」という考えもあるかもしれませんが、『セミリタイア生活』での仕事には独立するにしても転職するにしても、サラリーマン時代とは大きな違いがあります。

 

 

いつでも辞められることです。これは非常に大きな利点です。独立したものの需要がない、転職したものの思っていた仕事の内容と違う。その場合は3ヶ月目ぐらいで辞めることを検討し、半年以内にさっさと辞めます。

 

 

この「いつでも辞められる」カードは『セミリタイア生活』の間、何枚でも切ることができます。サラリーマン時代には1枚しか持てませんでした。「この会社を辞めたら、路頭に迷うかもしれない」という恐怖が、会社生活の拘束力を何倍にも感じる大きな理由だったのかもしれません。

 

 

もうひとつは、全力で働く期間を半年間と決めておくことです。限られた期間のスタートダッシュで、自分の居場所とまわりの人たちとの信頼関係を一気に築きます。アラフィフでもそれぐらいの期間であれば、なんとか気力、体力がもつでしょう。半年で区切りがついたら、ペースを意識的に落とします。せっかくの『セミリタイア生活』、5年も10年も全力で働く必要はないですし、健康を害してしまったら、元も子もありません。

 

 

その後は、まとまった休暇をとったり、さらに人脈を広げたりするために、自由になる時間を確保するようにします。会社組織の中で働いている場合は「この人は残業をせず、休暇はきっちりとる人だ」と認識されることを目指します。

 

 

社会でお金を稼ぐ、というのはそういうことだと考えます。

 

 

つまり、サラリーマン時代と違うのは、せいぜい「いつでも辞められるカードを持つことで、自分の好きな仕事に没入できる」、「休暇や自由時間を多めにとれる」ことぐらいです。それでも『セミリタイア生活』での仕事においては、仕事そのものと同じぐらいに、休暇のとりかたや自分のネットワークづくりとの両立など“働きかた”に注力することで、元のサラリーマン時代とは全く違う充実した『セミリタイア生活』がおくれるようになるのではないでしょうか。

 

 

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