会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

『セミリタイア生活』のアルバイトは週3日、時給1000円、深夜、不定休

 

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「会社を辞めない『セミリタイア生活』」がどうすれば充実したものになるか試行錯誤中の自分ですが、会社を辞めたとしても「セミ」ですから、なんらかの収入はほしいものです。そんな自分に、どのような未来が待っているか、ちょっと予想してみます。

 

 

生活コストを最小化するとして、手取りで年間100万円あれば、あとは資産の食いつぶしと運用で生活できる、と試算したとします。「年間100万円、月10万円程度ならなんとか稼げそうだ」と漠然と考えて、会社を辞めてしまいます。

 

 

まずは、例えば今までのサラリーマン生活でつちかった知見を活かせるコンサルタントとして独立することにします。しかし、ただで相談されることはあっても、お金を払ってくれるクライアントはよほどのことがない限り現れません。それほどの知見を持っているようであれば、現役時代からヘッドハントの引く手あまたでしょう。そんな声がかからなかったということは、せいぜい会社の中でしか通用しない程度の知見だったのです。

 

 

それでは、元手がいらないからとネットビジネスを始めることにします。こちらもよほどの才覚がない限り、月数千円が限度でしょう。自分が「ひらめいた」と思ったことも、先行し、大きな資本を持つ誰かがすでに寡占してしまっているのです。

 

 

数ヶ月後、「会社を辞めたらこんなビジネスを始めたい」と思っていたことが、ことごとく現実的でなかったことを悟り、未経験でもできるアルバイトを始めることになります。

 

 

アラフィフが新しく仕事を探すことは、たとえアルバイトであっても非常に苦労することになります。見つかるとすれば、掃除・警備・外食産業といったところでしょうか。

 

 

そこの面接で「月10万円でいいので、働く日は週3回としたい」と言ったとたんに、端から落とされます。そこはアラフィフどころか、65歳を過ぎても毎日必死で働いている人がいる職場なのです。それでも数十回の面接と「親の介護があるので週3日が限度」と半分は嘘の台詞でなんとか職場に滑りこめたとします。

 

 

そこでは新人ということになります。週3日といっても、他の人の手当てがつかない時間帯があてがわれます。例えば、夜10時から次の日の午前5時までのシフトというように。深夜手当もつかず時給1000円。休みは不定休で2週間前までいつとれるかわかりません。

 

 

仕事があった次の日に起きるのは午後3時を過ぎてから。身体の疲れもとれず、食事の他はごろごろしてDVDをみるぐらいの気力しかわきません・・・

 

 

こんな生活がサラリーマン時代に夢見た『セミリタイア生活』だったのか、と1年後の自分は強い悔悟の念にさいなまれることでしょう。こうならないためにも、まずは「会社を辞めない『セミリタイア生活』」を送る中で、どのように稼ぐことができるか、慎重にシミュレーションしていきたいのです。

 

 

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