ミニマリストの教え
ミニマリストは持ち物をドラスティックに減らすことによる効果として、2つのことをあげています。
ひとつは、自分の好きなものにだけ囲まれて暮らせること。
ひとつは、今、自分が本当にやるべきことに集中できること。
セミリタイアへのとりかかりとして、大きなヒントになるかもしれません。
サラリーマンとして、自分のまわりには情報があふれています。
メールは一応、全てに目を通さないといけないし、なるべく早い回答を求められるものも相当数。
膨大な資料。
1時間ごとにやってくるタスクの締め切り。
セミリタイアしたら、そんなメールやタスクの洪水とはおさらば。情報過多なサラリーマン生活を早く終わらせなければ溺れてしまう、そんな危機感を覚えていました。
本当にそうでしょうか。
サラリーマンである自分が本当にやるべきこと。
セミリタイアした自分が本当にやるべきこと。
これらをシームレスにつなげることが、セミリタイアへの準備の最も大切なポイントなのではないでしょうか。
同時にセミリタイアしてからなにをやるのか、というイメージづくりにも最も役立つことのひとつなのではないかと思います。
そのための技術がミニマリズム。
今まで「会社に貢献するためにこれをすべき」と漠然と考えていた「これ」に含まれている膨大な情報や人間関係をどんどん切り捨てていく。後戻りはしない、と今、自分は腹をくくりました。