『セミリタイア生活』の中の『サラリーマン生活』
会社を辞めない『セミリタイア』生活をはじめるにあたり一番大切な部分は『生活のコアとなる社会的活動』をなににするのか、ということです。
しかし現実的には、『サラリーマン生活』からどう距離を置くか、ということが目先の課題となるでしょう。
そのために、なんとかしないといけないのが「会社に拘束される時間をいかに短くするか」ということです。
まず、残業ゼロを目指します。アラフィフであれば、経験からある程度、就業時間を短くする方法はわかっていると思います。それを徹底して進めます。
基本的に同僚と飲みには行きません。意見交換や情報収集をする場合はランチタイムを活用します。
就業時間が過ぎたら、携帯電話も切ってしまいます。優先度の低いメールを読む時間がもったいないです。ほとんどの場合、朝、会社に行く少し前にチェックする程度で十分です。
「将来、セミリタイアしたい。それまでは我慢して今までの仕事のやり方を続けるしかない」ではなく、会社に勤め続けながらも、今がすでに『セミリタイア生活』だとするならば当然、行動の指針となる考え方も変わってくるはずです。
今後10年以上、この会社にいるつもりであれば話は別ですが、せいぜいあと2~3年だと見込むなら、『サラリーマン生活』を『コアとなる社会的活動』とのバランスで徐々に軽くしていくものだと割り切った方が考えとして自然です。
会社で過ごす時間が少なくなったとしても、自分の仕事が止まってしまうことは、長年、蓄積されていった「サラリーマン」としての血が、身体を自動操縦してくれることで防いでくれるでしょう。
できれば、毎朝、身体の力を抜けるだけ抜いて会社にむかい、ふらっという感じで定時に消えてしまうのが『セミリタイア生活』における『サラリーマン生活』のひとつのかたちなのかもしれません。
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