『セミリタイア生活』でいつかスーツを捨てる日を
サラリーマン生活の象徴であるスーツ、というよりは“背広”と言った方がくたびれた感じがでるでしょうか。
勤務年数も長くなると、クローゼットの中でスーツが増殖して、他の服を圧迫している状況です。中には10年以上着ているものもあります。
ミニマリストの視点からは、スーツもせいぜい気にいっている2~3着を着回して、残りは捨てた方がいいのかもしれません。ただし自分は「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」を送っている限りは、捨てるつもりはありません。
いつか会社を辞めるときに、一気に捨てます。
「さぞやそのときの解放感は素晴らしいだろうな」とわくわくします。
どちらにしても、より狭い部屋に移ると思うので、捨てなければ仕方ありません。
問題は、全部捨ててしまうか、何着か残すか。
アラフィフ世代としては、会社に行くときにもときどき着ていたブレザーは、一着残してカジュアルな場面でも着続けたい気がします。スーツでもセミオーダーのものなど、何着かは捨てるのに抵抗がある服もあります。
新しくつくったばかりのスーツを着て外を歩くと、行き先が会社であっても気分が高揚していたことも確かです。あの気持ちはなんだったのでしょう。
それが服自体がもっている「着る人を喜ばせる力」だと考えるのであれば、厳選した上で一部は捨てないのもひとつの選択なのかもしれません。
しかし「会社で働くことへの高い希望やモチベーション」を根拠なく喚起させるだけのツールであったのであれば、サラリーマン生活への未練を断ち切る意味でも、すべて捨て去る方がいいのでしょう。
ブレザー1着を残して、クローゼットがからっぽになっているイメージは、あまりにも魅力的です。
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