「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」では「どうせ」は禁句
「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」ではサラリーマン生活とは距離をおきます。オフィスがあるビルの上空100mから見下ろしている感じです。
とはいっても、仕事自体のトラブルが減るわけではありません。仕事相手も「会社にはいるけど『セミリタイア生活』に入っている人」だと分けて考えて、配慮してくれるわけでもありません。
なにか意にそぐわないことがあったときに「“どうせ”近い将来、ここを辞めるんだから」という方向には、できれば考えない方がいいでしょう。
「どうせ」という言葉は、自分に対しても相手に対しても強い衝撃を与える言葉です。「自分はどうせ辞める」と思うことで、会社生活を続けるモチベーションが大きく下がります。
それよりもっと危険なのは「自暴自棄」になってしまうことです。自分自身を知らず知らずに傷つけてしまいます。会社に当たるのではなく、“会社にいる自分”を否定してしまうことになるのです。
それが苦しくて、捨て鉢なセリフをはいたり、大声でなにかを拒絶したり。
その結果、仕事相手や同僚にうとまれ、ますます居場所がなくなってしまいます。
会社を辞めるときには、大手を振って会社を去るどころか、ボロボロになって新しい生活に入る気力もなくし、こそこそ逃げ出すことになるのです。
なにか嫌なことがあった場合には「“どうせ辞める自分”にとってはどうでもいい」ではなく、「そういう“変なこと”もあるよね」と嫌な対象にフォーカスして、その上で流す。あくまでも軽く。
そして全力で忘れる。
「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」に入ってからの会社での過ごし方は「テンションは低め安定、会話は最低限」が基本スタンスです。
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