会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

『セミリタイア生活』とクリスマスイブ会議

 

 

f:id:around50_otoko:20151226203147j:plain

 


1年のうち、今の時期が一番好きです。クリスマスが終わり、一気に街がしんとして静かな気持ちで年が明けるのを待つ、そんな特別な数日間だと感じます。

 

 

会社も「仕事納め」を迎えます。この日はリラックスした雰囲気がオフィスに広がり、あちらこちらで挨拶する人の、相手をいたわる温かい言葉が聞こえてきます。

 

 

しかし数日前のクリスマスイブの日、遅くまで会議が行われていました。それも当日、急遽決まった会議です。「今日は家族で過ごす人も多いだろうから20分で今後の段取りだけ決めて、明日1時間早く集まろう」などという提案は一言もでません。そのかわりに、出席者は口に出さず「仕方がないよな」という薄笑いで目と目を見交わせて、妙な連帯感がそこにうまれます。正直、気味が悪い。

 

 

会社も人の集まりであり、ひと一人の感情も日によって変わるように、このような会議の理不尽さと仕事納めの安堵感のどちらの状況があっても、それは当たり前かもしれません。ただ、みながその空気を読み、自分の感情を押しころすのが当然、という同調圧力が平日とはいえ、クリスマスイブにここまで高まるのはどうなのでしょうか。なにより、空気を読むあまり、効率的に議論を進めたり、冷静に優先順位を決めたりといった思考を全員が停止させてしまい、無表情でその場の雰囲気に流されているのは非常に奇妙です。

 

 

「会社を辞めない『セミリタイア生活』」を送る自分としては、会社生活への期待や興味をほとんど失っています。その結果として自分もへたにふんばることもなく、オフィスでは無表情に過ごすことが多くなっています。まわりの同僚が仕方なく思いながら自分を律しているのか、あまり疑問なく流されているのか、本当のところはどうなのか聞いてみたいと考えることもあります。ただ、自分が気持ちの上ではすでに『セミリタイア生活』に入っていることを人に話せないように、同僚も本当に考えていることは話さないでしょう。

 

 

よく20数年間もこんな不可思議な「サラリーマン生活」を送ってきたな、と自分にも半ば呆れながら「仕事納め」の日はホッとした気分で会社を後にするのです。

 

 

 クリックしていただけると励みになります♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ