『セミリタイア生活』の幸せ
『セミリタイア生活』といっても、自分は実際には会社を辞めてはいませんから、「会社を辞めるかたちでセミリタイア」したときに、どのような幸せを感じるのかはわかりません。
ひとつ言えるのは、「会社を辞めていなくても、自分としては今から『セミリタイア生活』を始めるのだ」と決意したことで、以前に比べ幸せを実感することが増えていることです。
ちょっとしたことで明るい気持ちになることが多くなりました。たとえば空をふと見上げて雲一つ見えない青空だったとき。「まず仕事、それでなければ家事やプライベートなイベントをこなす、それで精一杯」と肩にちからがはいっていた今までと比べて、気持ちがふっとゆるむときが多くなりました。
会社を辞めてはいなくても、今まで、生活の中心であった会社と自分との精神的な距離がいきなり遠くなりました。今までは拘束されているようにも感じていたオフィスが、一気にドローンで100メートル上空から眺めているような場所に変わりました。会社や仕事相手に対して「自分がこれだけがんばっているのだから、こうしてほしい」というような期待もなくなりましたし、仕事でプレッシャーをかけられそうになっても「そうは言われても、もう(気持ちとしては)辞めているので」とスルーすることができるようになりました。
そうなると仕事も客観的に見えるようになります。会社の中でも外でも、穏やかな気持ちで過ごす時間が増えました。
自分にとっての『セミリタイア生活』の幸せは、青い空を見上げると、どんなときでも、のんびりした気持ちになる心の余裕ができたことだと、日々実感しています。
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