会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

未来社会の到来と同時に『セミリタイア生活』が始められる幸運

 

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2016年。

気づいてみると、もう未来社会の真っただ中にいました。

3月に入ってから、ありうる3つの未来の姿を、立て続けに目の前に突きつけられました。

 

 

(1)「仕事」が消える

「日本でのビジネスは成熟し、今後ゆるやかにペースを落としていく」どころではない、業種や業界ごと消え去るような劇的な変化が今、目の前で起こっているのです。

 

 

日本でも既に「個人所有車による配車・運送サービス」が始まっています。現在は、あくまでも米国でのビジネスモデルをそのまま持ちこんでいるため、それほど存在感はありません。

しかし、このサービスを、例えば、世界一優秀と言われる日本の大手宅配便会社が本格的に始めたら、その影響はタクシー業界にとどまらず、公共交通機関をも巻き込む多大なものになるのではないでしょうか。

 

 

オンライン英会話。大手であれば、講師の数は数千人。都市圏であれば、英会話学校は通うのに便利な場所にありますが、講師を選ぶことはなかなかできません。オンライン、オフライン、学校教育まで一気通貫するような仕組みができれば、競争がさらに激化する過程で、ほとんどの企業が姿を消してしまうのかもしれません。

 

 

会社の中でも、アウトソーシングのスピードは日々加速しています。2年前まで自社内でやっていた業務を、1年前に別会社に業務ごと移管し、現在は人さえほとんど介在せずシステム内で完結するようなことも起こっています。

 

 

「仕事の量が増える」→「仕事の効率があがる」→「 ? 」という時代の流れの中の「 ? 」に「仕事が消える」という言葉が入ることを誰が予想していたでしょうか。

 

 

(2)「日本」が消える

「高齢化」と「過疎化」が急激に進むことで「日本」の多様性が失われ、数十年を待たずに、実質「東京」とその他いくつかの拠点都市以外の地域では「日常生活を送るのが困難」になるかもしれません。

このところの「震災からの復興」関連のテレビ番組を観て、その危機を感じました。

 

 

(3)「メディア」が消える

VR機器は、現時点ででさえ完成度が驚くほど高く、今後わずか数年で家庭の中のすべてのメディアを駆逐してしまうかもしれません。

「ショルダーホン」からのスマホまでのケータイの進化に20年かかったとすれば、わずか5~6年でVR機器の普及率が50%を超えても不思議ではありません。

家に帰ったら「眼鏡をかける」感覚でVR機器を装着する習慣が定着すれば、テレビや雑誌、一般的なwebサイトの閲覧は全て機器内で完結してしまいます。

 

 

『セミリタイア生活』は、これまでの社会の仕組みからは一歩外れたところにあります。会社に手足をしばられていない分、フリーハンドで変化をつかみやすいとも言えます。自由となる時間もあります。「個人所有車による運送サービス」のドライバーに明日からなることもできます。

さらにアラフィフであれば「高齢化」を実感できる人間としては、最も「若い」世代に属します。40代以下では「高齢化」を自分ごととして考えるのは難しいでしょう。

また、ケータイの進化や新聞からネットメディアへの進化を、この目でみてきた世代でもあります。

 

 

「変化はチャンス」だと考えます。これから2020年にむかって、未来社会の具現化が一気に進む時代に『セミリタイア生活』に入り、なにかを始めようとするなら、タイミングとして大きな幸運なのではないでしょうか。

 

 

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参考:

今日の「クローズアップ現代」は「ありうる未来社会の姿」がてんこ盛りでした。

www.nhk.or.jp

 

 

「震災からの復興」の現場には「地方活性化」「地方創生」という言葉をふきとばしてしまうほどの過酷な現実があります。

around50-otoko.hatenablog.com