会社を辞めなくても『セミリタイア生活』はできる?

『セミリタイア生活』とはなにか、っていうのは自分が好きに決めていいのかもしれないよ

会社を辞めなくても『セミリタイア生活』ができるって、どういうこと?

ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

 このブログは、会社を辞めなくてもライフスタイルを変えることで『セミリタイア生活』ができるかも、と思い立ったアラフィフの試行錯誤の記録です。

 

 「それってどういうこと?」と思った方は↓のエントリーから読んでもらえるとうれしいです。

around50-otoko.hatenablog.com

 

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「南の島でのんびり」を実現するための一考察

「南の島でのんびり」を実現するステップを考えてみました。


南の島でのんびりすることの最大のメリットは、身体がほぐれ、気持ちがほぐれ、基礎代謝量があがり、健康になることだと思います。
健康になるために、そしてその延長線上で人生経験を豊かにするためのステップを考えてみます。

 

前提として、決めておくべきなのは「南の島でどのように過ごすのか」というライフスタイルだと思います。
「ひたすらのんびり」というような抽象的な言葉ではなく、具体的に項目にわけてみました。

 

(1)場所
東京起点だと、房総半「島」、伊豆半「島」もありますが、「南の島」という語感からは遠いです。たぶん「非日常感」というのがひとつのキーワードです。
→「常夏」という意味で、沖縄
→「外国」という意味で、台湾・香港・シンガポール・タイ・バリ島・欧州人がリゾートとして位置付ける島々

 

(2)期間
観光旅行であれば3泊5日から。土日から次の土日まで休めれば7泊9日、それより長ければ2~3週間→1~3ヶ月→それ以上。
特に日本が寒い時期に暖かい場所で過ごすことに価値を見出します。

 

(3)目的
一般的な観光旅行ではなくても、「ひたすらのんびり過ごす」というのも「日常の生活とは乖離している・独立している」という意味でひとつの観光のかたちではないでしょうか。
のんびりしながらも、自炊を始めたり、自分の意志で毎日決まってなにかをする、といいったある程度規則正しい生活を始めれば、観光、というよりは他のライフスタイルのかたちがだんだんと見えてきます。
期間としては1~2週間程度であれば、その特定のライフスタイルの「シミュレーションレベル」にとどまるかもしれませんが、それよりも長い期間となれば「なんらかの明確な目的をもって南の島で過ごしている」というのが自然だと思います。例えば「現地の日本人コミュニティでの生活(知人の家へのホームステイなども含む)」「現地の方とコミュニケーションするための生活」「興味のあることを調べる(フィールドワーク)」「留学(語学・その地域ならではの文化)」。

 

(4)コスト
日本での生活よりも、年間単位で見て低いコストでの海外移住というのは、かなり極端なライフスタイルと感じます。興味がある人の中でも、現地の人と同じような食生活をすることができるなど、適応力があるのは5~10%ぐらいではないでしょうか。
そうなると「南の島でのんびり」には、日本での日常生活にかかっていた費用にプラスしたコストがかかると考える方が自然です。
LCCを使った短期の観光旅行の数万円単位から初めて、ひと月までプラス20~30万円、3ヶ月で100万円ぐらいまでが、自分が考える「南の島でのんびり」の上限です。

 

(5)デメリット
利便性という意味でリストアップするといくらでも出てきますが「半分目をつぶる」+「逆にプラスに転化する」という考え方をしてみます。
→日本の知人や家族と遠ざかってしまう→SNSで現地から日本にむけて情報発信。リアルにその地に呼ぶこともできます。
→日本で取り組んでいること(趣味・仕事)が分断されてしまう→南の島で取り組むこと自体を目的とする、意味を見出す。
→生活レベルの低下。特に食事のレベルや生活の質の低下(例えば「エアコンが壊れても、すぐに修理には来てくれない」)。→実は自分にとってはこれが最も高い意識障壁です。かなり厳しい状況ではありますが、なぜこの国の人はこういう判断をするのかを理解し、できれば自分の気質に取り入れる。

 

ここまでリストアップしてきて、自分がセミリタイア後に取り組みたい「南の島でのんびり」体験は、次の順番でしょうか。


(1)南の島のお試し:
場所:国内。沖縄周辺(石垣島など)
期間:3週間
目的:「ひたすらのんびり」。1~2ヶ所の宿を起点に1日1つ程度のスポットを訪問。
コスト:LCC+2食付き民宿+外食で20~30万円


(2)フィールドワークその1:観光の延長として
場所:文化が発展している海外の拠点、台湾・香港・シンガポール・バリ島など。
期間:1週間~2週間
目的:その都市の文化を浅く広く探る。博物館などに通う。
コスト:日本での事前準備に数万円(図書館などで下調べ。元居住者や専門家にヒアリング)。現地で30万円~。

 

(3)語学留学:(2)のフィールドワークの中で掘り下げたいテーマが出てきた場合
場所:(2)と同じ
期間:3ヶ月から半年
目的:本格的な現地の方とのコミュニケーションのはじまりと、これ以上当該テーマに取り組むかどうかを探る
コスト:100万円~。


(4)フィールドワークその2
場所:(2)と同じ
期間:2週間~3ヶ月の訪問を数年に渡って繰り返す
目的:自分の人生の財産となるような体験・経験・知識・人的ネットワークの取得。
コスト:日本の生活と同等の人生経験となるため、プラスの「コスト」という考え方は相応しくない。

 

サラリーマン生活を卒業するまでは(1)(2)の計画をすすめ、(3)以上の行動に進むかはそのときの状況次第でしょう。

 

「友達100人できるかな」

セミリタイア時期が近づくにつれ、親しい人には少しずつセミリタイアの話をするようになりました。

そこで必ず聞かれる質問、

「会社をどうしても辞めるつもりなら止めないけど、会社辞めて何をしたいの?」。

 

その回答を、このブログでつぶやきながら、同時に客観的に読み返してみることで少しずつ考察していこうと思います。

 

今のところ(「今朝起きて考えたところ」が正しい)、

地域活性化を念頭に、インバウンドの外国人観光客を相手に、その地域の、ひいては日本自体のファンを増やしたい。」

でしょうか。

 

それで、そのための準備としてはいくつか段階があるな、というのが今朝考えたことです。

・コミュニケーション・ツールとしての外国語の習得

・その地域(および日本)についての知識

・その地域についての人脈形成

・その地域での収入の確保(アルバイトレベル)

・その地域についてwebサイトを通じての紹介

・そのwebサイトをつくるための知識の習得

・webサイト上での収入の確保(アフィリエイトなど)

→最終的に地域活性化に取り組む日本の人たち、外国人観光客の人たちとつながりたい→「友達100人できるかな

 

このように考察を進めていくと「セミリタイアの目的は世界中に友達を100人つくること」という今まで考えていなかった結論(とりあえず今朝のところ)が浮上したので、ここでつぶやいておきます。

第2のふるさとはマレーシアか。マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・ビザ(10年間の長期滞在ビザ)の取得の検討

マレーシア・マイ・セカンド・ホーム・ビザ(最長10年間の長期滞在ビザ=MM2H)の取得を検討しています。

 

マレーシア長期滞在 - ロングステイ

「赤道近くに位置し常夏のマレーシアは日中の平均気温が30度前後と温暖な気候なため、冬の寒さや花粉の心配なく過ごせます。」

 

「連続して90日以上マレーシアに滞在する場合には『マレーシア・マイ・セカンドホーム(MM2H)ビザ』を取得する必要があります。このビザを取得すると最長10年マレーシアに滞在することが可能です。」

 

これまでも「海外移住ができたら面白いかもしれない」と想像したことはありましたが、日本での知人関係、セミリタイア時に想定している仕事内容、家族のケアなどを考えると現実的ではないと判断していました。

 

今もその考え方は変わっていません。また、近い将来のセミリタイア直後にマレーシア(を含む海外)に移住することは考えていませんが、2つの点から再検討を始めました。

 

 

1) 非常時の海外での移住先の確保

 

最近の日本の情勢を鑑みると、将来、例えば30年先の日本が現在のような快適な生活の場所としてあり続けることについては、極めて疑問です。

国債デフォルトによるハイパーインフレ、近隣国や日本における紛争の勃発、急速な高齢化による介護制度の崩壊。

どれも可能性として否定できるものではありません。(主観的には、これらどれもが「起こるかどうか」ではなく「いつ起こるか」という問題だと認識しています。)

そのような有事の際に、どこか海外に、とりわけ自らの介護を考えたときに「アジアの"若い"国々=新興国のどこかに、今のうちから居場所を確保しておく」ことが現実的な解決手段のひとつかもしれない、と感じ始めたのです。

 

もちろんその新興国が、今後も成長を続けて30年後に経済的、政治的に安定した国となるかどうかは不確かです。ただ、そこまで考えつめなくても、ますますグローバル化が進む世界で、自分が置かれた状況により国を越えて居場所を移すことは、それほど突拍子もないアイディアではないのではないでしょうか。「都市に住む」「都市部から離れた場所で住む」「日本のリゾート地に住む」「実家に戻る」などの選択肢と並列に「海外」という居住地候補を入れることを計画しはじめました。

 

アジアの新興国の中からマレーシアを選んだのは、単純にビザの取得が容易だからです。マレーシアに行ったことはありません。

 

 

2) 投資ポートフォリオへの組み入れ

 

日本からの移住もしくは年単位の長期滞在を受け入れる側の国として、その移住者が「日本からお金を持ちこみ、自分の国でお金を使ってもらう」経済的メリットを求めるのは当然のことです。マレーシアのビザ取得にあたっても

・最低35万リンギット(約875万円)以上の財産証明と月額1万リンギット(約25万円)以上の収入証明又は年金証明
・そのうちの15万リンギット(約375万円)をマレーシアの金融機関に定期預金として預け入れる(原則的には引出・解約できない)

 といった条件があります(「50歳以上の移住の場合に必要とされる経済的条件」から一部抜粋)。

 

この中で「約375万円のマレーシアでの定期預金」はビザを獲得するための制約条件ではありますが、セミリタイア後の投資ポートフォリオの資産運用先のひとつと位置づけることもできます。期待できるリターンとして、マレーシアの定期預金は2%程度でまわせるようです(※)。(ビザを紹介している個人のサイトによっては3~4%という数字もありました。)セミリタイア時の数千万円の投資ポートフォリオに組み入れれば、ポートフォリオにおけるシェアは一桁のパーセントにとどまり、マレーシアという国や為替に大きな変動があったとしてもリスクは限定的となります。

また「収入証明」を提出するのであれば、収入が一時的になくなるセミリタイア後よりサラリーマンである今のうちに申請した方が有利です。

 

 

以上がマレーシアの長期滞在ビザを検討し始めた理由です。

前にも書いたように、マレーシアに行ったことはなく「どうしてもマレーシアに移住したいから」ビザをとるわけではありません。ただ、マレーシアに関するウェブサイトなどをみると魅力的な国で、長期滞在について興味もあります。サラリーマン生活の中ではマレーシアに行くための数日間の休暇をとるのもそう簡単ではありませんが、まずは現地に行って自分との相性を確認することが、ビザ取得にあたっての最優先事項になるでしょう。

 

 

※マレーシアの銀行のサイトへのリンク(この情報が上記の「定期預金」に適用されるかどうかは不明ですが参考まで)

http://www.cimbbank.com.my/en/personal/support/help-and-support/rates-and-charges.html?c=rates-and-charges&n=banking-with-us

 

 

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最初のふるさと納税は熊本城

今までふるさと納税をしていませんでした。

牛肉などの食料品のイメージが強く、自分とは無関係なものだと思っていました。

 

今度、初めてのふるさと納税(というカテゴリーに入るのか、よく理解していませんが)をすることにしました。

対象は「熊本城」です。

 

kumamoto-guide.jp

 

furusatonouzei.yahoo.co.jp

 

「セミリタイア」という言葉と相性のいい「ボランティア」や「地方活性化」とつながるといえばつながると思い、選んでみました。

 

熊本城は3年前ぐらいから「次の旅行では行きたい」と思い続けていました。

しかし「お城は逃げないし」と優先順位は下がっていったのですが、まさか本当に「お城が壊れて見られない」事態になるとは思いませんでした。

 

「行きたいときが行くべきとき」「セミリタイアしたいときがセミリタイアすべきとき」。少し強引でしょうか。

 

やわらかいつながりのコミュニティをつくりたい

セミリタイアしたら、自分は何をしたいんだろう、と思って最近思う言葉。

要は「自分の居場所をつくりたい」ということなんだろうけど、たぶん「自分の居心地のよいコミュニティをつくる」方がアクションしやすいだろうと考えつきました。

会社は辞めるわけだけど「共通の目的があって、ある程度同質なひとたちが集まって、決まったルールのもと、時間を共有する」ということ自体は、自分はそうでは嫌いではないと思っています。

毎日、同じ時間に、同じメンバーが集まらなくても、たまに、だいたい同じようなメンバーが顔を合わせられる場所をたくさんつくっていけるといいな。

 

 

セミリタイア後の1日の流れを決めておこう

 

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セミリタイアの後の生活を考えると、どうしても断片的なものになってしまいます。

 

 

やりたいこと。あいたいひと。行きたいところ。

 

 

しかし、ぽつぽつ浮かんで来るだけで、それらの間にある普段の生活はなかなか見えてきません。

つまり、朝、好きな時間に起きて「ああ、今日も会社に行かなくていいんだ」とホッとした後の生活が見えてこないのです。

 

 

会社生活をおくる今は、朝食べるものは決まっています。

しょうがのすりおろしを入れたヨーグルト。トースト。

これらはたぶん、毎日自炊することで昨日の夜の残りや、ごはんとみそ汁という組み合わせになるのかもしれません。

 

 

歯を磨いて、服を着替えて。

さて、そろそろ時間だし、家を出て、会・・・社にはもういかなくていいんだ。

 

 

どこに行きましょうか。

おいしいコーヒーが飲みたくなるかもしれません。でも毎日、スタバに行ったらそれだけで月1万円の出費です。

 

 

とりあえずそのあたりを散歩しましょうか。

気の向くまま、心のおもむくまま。

 

 

ここが想像力の限界です。

 

 

以前、健康のために、夜になってから近所をウォーキングというか、早歩きしていたことがありました。

毎晩40分ぐらい。

コースはどこでもよかったのですが、そのうち、同じ道を歩くようになりました。

夜ということもあったのでしょうが、違う道に逸れると少し不安な気持ちになるし、といって逆回りに歩くと、とても気持ちが悪くなったのを覚えています。

「毎日違うコースで新しい発見」という方に頭が働かないのが現実です。

 

 

また、冬、とても寒い朝。

5分たりとも外に出たくありません。

それでも、毎日散歩に行くでしょうか。

会社には出勤しなければならないから、仕方なく寒い道のりを歩いているのです。

会社に行くことがなければ、そのまま家に閉じこもるのでしょうか。

なんだか気持ちが滅入りそうです。

寒くても、近くの美味しいパン屋にでも買いに行きたいところですが、節約生活ではなにかものを買うときは常に財布と相談です。

 

 

たぶんある程度、事前にスケジュールを自分でたてて、その通りに半自動的に動いた方がいいのでしょう。

晴れていたら、この60分のロングコース。

雨だったら傘をさして15分のショートコース。

寒くても、いったん外に出て、近くのコンビニまで行って帰ってくる。3日に1日、100円コーヒーだったら予算内。

毎週月曜日は決まった場所で、定点観測的に風景を撮影してくる。

第3土曜日は決まったメンバーで、朝の英語の勉強会をする。

 

 

ひとりだけの世界で、その日の気持ちで動いて生活を完結できる人ももちろんいると思いますが、自分には難しそうです。

ある程度、決まったスケジュールで、しかも仕事ではなくても、他の人となんらかの社会的なつながりを持つ予定がところどころに入っていた方が、生活のメリハリがつくのかもしれません。

 

 

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会社を卒業する時期について悩む

 

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このごろ、すっかり「会社を辞めずに『セミリタイア生活』」のペースが定着しつつあります。

 

 

自分のやりたいことも見えてきました。

起業につながるヒントも3つほど浮かび、それぞれ起こすべきアクションもかたまってきました。

ただ、そのアクションを起こすにはサラリーマンでいることが時間や立場の面から不利であることも顕実化してきています。

今、具体的な活動を始めたとしても3つを並行しては進ませられません。せいぜい1つ。

しかも起業以外の家族や知人・友人とのプライベートな付き合いも休日につめこむしかなく、将来のことを考える時間も途切れ途切れとなってしまっています。

 

 

一方、会社生活は坦々と過ぎていきます。面白楽しい、というわけではありませんが環境としては悪くありません。このまま片目を閉じてあと2~3年も過ごせば、老後用の資産も一定の水準までは届きそうです。しかし少しずつ疲弊し、年齢的にも『セミリタイア生活』を実現させるためのエネルギーは減っていくことも見えています。

 

 

ひとつだけ「今が会社を卒業できる時期」である大きな理由があります。

それは「今なら会社を卒業するかどうか、自分の意志だけで決められる」ことです。

 

 

アラフィフの自分は、単に統計上の数字から見てもいつ健康を害するかわかりませんが、主に加齢に伴ういくつかの問題を除いては、ほぼ健康体と言っていいでしょう。

家族も同様で、現時点では自分の生活スタイルを変えなければならないほどのケアが必要な状況ではありません。

会社での人間関係などからのストレスが、新しい生活を始めることが考えられないほど蓄積しているわけでもありません。

これらが3年後に『セミリタイア生活』に入る直接的な弊害となる確率はそれなりに高く、60~70%程度はあるのではないかと推察するところです。

 

 

しかし「今なら」。

 

 

今なら、いわゆる『セミリタイア生活』につきまとう一般的な問題、「会社を辞めることに対するまわりの人たちのネガティブな反応」(←まわりの人が自分の将来に責任をもってくれるわけではありません)、「資産の蓄積」(←お金はありすぎて困ることはありませんが、年間生活費試算×平均余命の額を確保できたと判断できれば、あとは考えてもきりがありません)を自分のあたまの中でクリアすれば『セミリタイア生活』に本格的に踏み出すことができます。

 

 

あと3年経てば「このまま会社生活を続けて一定額の収入を確保し続ける」選択肢しかなくなるかもしれません。つまり「会社を卒業する時期について悩む」ことができる時間自体が、限られているのかもしれないのです。

 

 

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国債デフォルトしたらセミリタイア生活、即時崩壊

 

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アラフィフからセミリタイア生活を始めるのにあたって、大きな心配ごとのひとつは「資産を維持できるか」ではないでしょうか。

 

 

自分は資産運用のプロではないので、やたらと心配ばかりが募ります。
たとえば一番の心配は「国債デフォルトしたらセミリタイア生活、即時崩壊!」ということです。

 

 

今回は、そんなシロウトが、こんなもやもやを少しでも減らすために書く備忘録です。
人に読んでもらうことも想定していません。

 

 

これぐらい予防線を張っておけば大丈夫でしょうか。

 

 

なにか不測の事態が起こって日本の国情が極めて不安定になったとします。

その結果として「国債デフォルト」が起これば、国際的に日本の信用はがた落ち。起こるのは日本円の暴落とハイパーインフレです。100円のパンが1万円出さないと買えなくなります。犠牲になるのは日本国民です。

 

 

このような事態に備えるのに、まず考えられるのは「日本円を持たない」。つまり「外貨建て資産」の所有です。

 

 

ところで、自分は「外国株式インデックスの投信積立」を日本の証券会社で行っています。これって本当に「外貨建て資産」なんでしょうか。日本円で買っているし、資産残高も日本円で書いてあるし、「日本円建ての外国株式資産」ではないのでしょうか。

 


どうやら「外貨建て」か「日本円建て」というのは「ハイパーインフレに備える」という観点からは気にしなくてもいいようです。
(シロウトの理解です。)

 

 

ハイパーインフレが起こり、今まで100円で買えたパンが1万円出さないと買えなくなったとします。これは、今まで1ドルが100円で買えたのに、1万円出さなければ買えなくなったということです。

さて、累計で500ドル分の外国株式ファンドを持っていて、解約して日本円で受け取るとします。

1ドル100円なら5万円受け取ることになります。1個100円のパンが500個買えます。
ハイパーインフレが起こって1ドルが1万円になってしまった場合には、500ドルは500万円で受け取ることになります。
1個1万円のパンが500個買えます。

どちらのレートでもパンは500個買えるのです。

 

 

つまりハイパーインフレを想定した場合には、結局「外貨建て」か「円建て」かどうか関係なく、「外国の資産」を買えばいいということになります。

 

 

もうあたまがいっぱいです。
今回はこれでおしまい。

 

 

つづく、かも。

 

 

これだけのエントリーを書くのにもGoogle先生に聞きまくりました。
一番わかりやすかった記事にリンクを張っておきます。

news.mynavi.jp

 

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【芥川賞受賞】コンビニ人間と会社人間(ネタバレ)

 第155回 芥川賞受賞作です。

コンビニ人間

コンビニ人間

 

36歳未婚女性、古倉恵子。

大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

amazon 紹介文より引用)

 

この本を読んで感じたのは2点。

 

 

芥川賞の選出者たちは、論評の言葉には出さないにしろ、こう考えていたのかもしれません。

「コンビニでこれだけ一生懸命働いている人間もいるのだ。『コンビニ人間』というタイトルにあるように職場と同化するぐらい、ブラック企業だのなんだのぐずぐず言わず、いまの若者も働け」

あまり愉快な考え方ではありません。

 

 

しかし、それ以上に驚愕したのが主人公が自分が『コンビニ人間』であることを受け入れているばかりか、終盤にこのような言葉を発したことです。

「身体の中にコンビニの『声』が流れてきて、止まらないんです。私はこの声を聴くために生まれてきたんです」

「気が付いたんです。私は人間である以上にコンビニ店員なんです。人間としていびつでも、たとえ食べて行けなくてのたれ死んでも、そのことから逃れられないんです。」

(本文 p.149より)

 

 

自分はあとわずかで「会社人間」をやめようとしています。

この本の主人公はコンビニで働いて18年目ですが、自分はそれより約10年も長く、会社で働いてきました。

もし会社を辞めてしばらく経ったある日、「身体の中に今まで働いていた職場の『音』が流れてきて、止まらなく」なったら。

あるいは「自分は人間である以上に○○社社員なんだ。たとえセミリタイアしても、そのことから逃れられない」と確信し、逃れたことに大きな後悔と自責の念がうまれてしまったら。

 

 

自分にとっては決して荒唐無稽ではなく、わりとリアルな恐怖なのです。

 

 

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